ウレタン塗膜防水　修繕　その１

今回ご紹介する現場は、防水工事になります。

屋上の防水を直してほしいとの事で工事を行いました。

工事前の様子です。
防水層の下に水が入っていたようで、一先ず応急処置をしていました。

今回、防水の下に水が入った原因は、この手摺にありました。

青いテープが貼っていますが、ここの部分からコンクリートが
ひび割れ（クラック）を起こし、防水層が切れてしまったのです。

それでは、早速工事の開始です。

まずは、ひび割れ（クラック）部分をＵカットしていきます。

Ｕカット部分に、コーキング材を注入していきます。
もちろん普通のコーキング材ではなく、専用のコーキング材です。

普通のコーキング材よりも弾性があり、
多少の動きであれば切れる事がありません。

Ｕカット部分をモルタルで補修していきます。

水が入っていた所を切開した様子です。
簡単に剥がれてしまいました。

防水の下に水が浸入していた場合は、
必ず切開して水を抜きます。

今回はここまでとさせていただきます。
それでは、次回お会いしましょう。