今回ご紹介する現場は、浴室廻りの工事になります。
浴室を暖かく綺麗にしたいとの事で工事を行いました。

工事前の浴室です。
タイル貼りの浴室で、とても寒かったそうです。

入口も20cm位の段差がありました。
お客様は年配の方だったので、この段差に苦労していたようです。
今回はユニットバスを設置する事にしました。

ユニットバスを設置する為には、浴室の中を全て解体します。
この作業が一番大変です。
中は狭く、埃が舞い、機械を使用して解体するので大きな音が出ます。

解体が終わり、構造体を確認してみると・・・
予想通り土台が腐っていました。
私の経験から、タイル貼りの浴室の木下地は、
腐っている確立が非常に高いです。

腐っている材料をそのままにしておく事はできませんので、
その部分は交換します。

断熱材を充填して、暖かさを確保します。
木材に付いている茶色い色は、防腐剤です。
これを塗布する事により、木材が腐るのを防ぎます。
土台は防腐土台を使用します。
ここで『お役に立つ情報』
防腐土台とは・・・??
木材の名称ではなく、薬剤で防腐処理された土台を言います。
JISで、防腐、防蟻1~3までの規格が決められています。
あまり見る機会がないと思いますが、新築ではもちろん使用しております。
木製のフェンスなど外で木材を使用する場合、防腐処理材を使用すれば
通常の木材より長持ちします。
※但し、通常の木材より少し高いです。
量販店でも販売しています。
薄い緑の木材があれば、それが防腐処理をしている木材です。
ユニットバスを設置し、入口廻りを造作して完了です。

床の段差も無くなり、内部も暖かくなりました。
浴槽のお湯も、すぐに冷めないと喜んでいただけました。
本日も作業員の皆さん、お疲れ様でした。
当方では、浴室の工事も行います。
それでは、また次の現場でお会いしましょう。
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