今回ご紹介する現場は、外壁の修繕工事になります。
過去に他社で増築したのですが、もともとのあった建物と
増築部分の間から雨漏りがしているとの事で工事を行いました。
現地を確認してみると・・・
建物が動いているのか、10ｍｍ程の隙間があいていました。
もちろん反対側も同じです。
これでは雨が入っても仕方ありません。
本来なら金物などを使って工事をしたかったのですが、
お客様の要望で、一先ず応急処置程度で済ませて欲しいとの事でしたので、
コーキングを充填する事にしました。
まず最初に、コーキングが他の部分へ付着しないように
マスキングテープで養生します。
あとはコーキングを充填して完了です
ここで『お役に立つ情報』
コーキングとは・・・？？
継ぎ目・隙間に注入して、水漏れ・空気漏れを防ぐ粘着性の防水剤です。
コーキングにも色々種類があります。
特に木造住宅で使用する物として、シリコーン系と変成シリコーン系があります。
【シリコーン系】
キッチンや浴室などの水廻りに多く使用します。
埃がつきやすく塗料との相性も悪いので、一般的には屋内で使用します。
【変成シリコーン系】
サイディングやタイルなどの目地に使用される事が多いです。
塗料との相性が良い材料です。
ということで、今回は変成シリコーン系を使用しています。
反対側もコーキングを充填し、全て完了しました。
残念ながらこの材料は、永久的に効果があるわけではないので、
お客様には、後々に金物等を使用する事をお勧めしてきました。
本日も作業員の皆さん、お疲れ様でした。
当方では、このような細かい工事も行っております。
それでは、また次の現場でお会いしましょう。
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