本日は、前回のブログでご質問があったので、
その事についてご説明をします。
Q.布の鉄筋って何ですか?
A.木造住宅の基礎には主に、2種類があります。
・布基礎(ぬのきそ)
建物の外周・間仕切り下などの主要な軸組みの下部に沿って
連続して設ける基礎。
・べた基礎(べたきそ)
建物の底面全体に鉄筋コンクリート造の床版を設けた基礎。
軟弱地盤や地下水位の高い場合に採用される基礎工法。
今回は、布基礎を採用しています。
文章だけ読むとなんだか分からないと思いますので、
簡単な絵で説明します。

布基礎はこのようなTの字を逆さにした形になっています。
※グレーの部分はコンクリート、黒い線は鉄筋になります。
布(立上りとも言う)とは、簡単に言うと壁のような部分になります。
木造住宅の場合は、この布の上に土台を固定します。
参考に、凍結深度と書いてありますが、
ここまで基礎を深くしなければ、凍上を起こしてしまいます。
地域によって深さは違います。
※但し、工法によっては凍結深度まで掘らなくてもいい場合があります。
基礎はこのような構造になっています。
もし他にも分からない事がありましたら、いつでもご質問下さい。
次回も引き続き車庫建替えの模様をお伝えします。
では。。。
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